トールペイントとは

トールペイントは、15世紀末頃、ヨーロッパで家具や壁、小物などに装飾としての絵を描くことから始まり、様々な民族の工芸が融合し、その後、移民と共にアメリカに伝わり、気軽なクラフトとして全世界で幅広い年齢の方に親しまれるようになりました。

トール(Tole)とは、ブリキを表す言葉ですが、家具・木製品・陶器・ガラス・布・・・など、あらゆる材料に、アクリル絵の具や油絵の具を用いて絵を描いてきました。

最近は、アクリル絵の具だけでなく、レースやシール、ビーズ、スタンプをコラボして新しい「トールペイント」が再び人気となり、楽しむ方が増えています。そういった意味では、日本が一番「トールペイント」を楽しんで描いていると言えるでしょう。

第5回トールペイントカーニバル in 横浜出展作品 デザイン:麻生睦子

第5回トールペイントカーニバル in 横浜出展作品
デザイン:麻生睦子

少女の横顔のシルエットと花にパールホワイトを施してあるので、見る角度によって光り方が違います。
レース、ラインストーンを使い、周りには贅沢にも虹彩箔を貼って仕上げました。虹彩箔は経年とともに色が変化してゆきますので、長い年月をかけて味わいが出てくる作品になります。